2011-10-13 20:47

巨星堕つ。

ジョブズがなくなった。 ニュースを見ながら滝の様に流れでる涙が止まりませんでした。
Macと出会って19年。こんなにも永く、そして独占的に愛したメーカーはない。
というのも、デザイナーにとってMacは革命的だった。
それまで版下作りのデザインの工程を根本的にひっくり返した。
しかも、誰もがデザインというレベルを引き上げさせながら工程を変えていけた。

Macはまさしくデザインをするのに特化していた。
フォントの美しさ、文字詰めの美しさ。
手作業のアナログから、Macに変わっても、追求できる世界はさらに広がっていた。
大学中退時にカリグラフィーに興味をもったジョブズだからこそ、生まれた製品なのだ。
Windowsだけの世の中だったら、デザインのレベルもどうなっていたことか。


ジョブズがアップルにも戻ってきた時は今でも覚えている。
会社の人と一緒に喜んだ。
もうすでにWindowsには差を広げられていたが、
そんなものはどうでもよかった。
中身も外見もデザインにこだわったMacだけについて行くと決めていた。
その後、 カラフルiMacが登場し、社員全員にパソコンを行き渡した。
それまで一人にパソコン一台の会社ではなかったので、業務がガラリと変わった。


その後、iPod、iPhone、Mac、AppleTv…機能やボタンを付けたしていく日本企業の感覚とはまったく逆の、機能やボタンを削ぎ落とした美しい製品を次々と世の中に出してくれた。


ネットにつなげるのも、 テレビ電話するのも、音楽や映画を買うのも、ちょっと昔なら信じられないような世界を当たり前にしてくれた。


いずれ、アインシュタインやダヴィンチらと並び称されるような伝説の人と同じ時代を過ごせた事が本当に幸せです。